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万年筆が書けなくなった時の解決法
■引出しに万年筆を入れっぱなしで、書けなくなった場合は?
長い間使わない場合は、カートリッジを抜いて水道水でペン芯を洗ってください。
吸入式の場合は水を何回も出し入れしてペンとペン先を洗ってください。
(ぬるま湯だともっと効果があります)
それでも書けない場合は、お店へ修理に出してくださいネ。

そして。。。「インクを変える場合」は注意してください。
インクが混じると、"詰まりの原因"になります。
上記の要領でペン芯を洗ってからインクを変えてください。

■万年筆の豆知識!
細い管を液の中に立てたとき、その液が管内で他の水面より高くなったり低くなったり
する現象を、【毛細管現象】といいます。
この現象を万年筆に応用したのがウォーターマンです。

ペン先が紙に触れたとき、軸(カートリッジ)内のインキが毛細管現象よってペンの
切り割り(毛細管)を通ってペンポイントにまでとどき、それがさらに紙の繊維
(これも毛細管)に引っ張られて筆跡となります。
これがウォーターマン以来現在まで続く"万年筆が書ける原理"なんです。

しかし、これだけではインキは出てきません。
インキをカートリッジから引き出すためにはインキの通路を作っただけ、十分では
ありません。
昔(年齢がバレそうですが。。)の缶ジュースを思い浮かべてください。
飲む時に「2ヵ所」穴を開けていたはずです。
これは中身が外へ出た分、空気を送り込むために2ヵ所開けたのです。
万年筆の場合も、流れ出たインキの量だけ空気を送り込まなければインキは出ません。
そこで細い「インキの通る溝」と「空気の溝」を設けているんです。
これもウォーターマンが開発したものです。

こうして原理を知ると。。「奥深い!!」とあらためて感動しちゃいます。